「竹内!!」
「先生・・・」
香奈恵は私の事を見て顔をしかめた。
「このノートの事は本当なのか?」
そう言って先生が香奈恵にノートを渡した。
「いじめたのはお前らなのか…?」
「ちが・・・「違くないでしょ?学年中知ってるんだから否定しても無駄だよ」
「やったのか?」
「やってない!あたしがそんなバカな事するわけないじゃない!やったのは、あの4人よ」
「馬鹿らしー。いざとなったら仲間を見捨てるわけ?今まで散々家来扱いしといて?
「ッッッ!」
「本当なのか・・・」
「本当ですよ。あたし、由那とずっと一緒だったから話聞いたりしてました。由那が意味なく自殺なんてすると思いますか?家族関係も全然いいんです。」
そして、香奈恵は走ってトイレを出て行った。


