「あたし、容赦しないよ」」

私は、何をしてでも由那への復讐を果たすつもりだ。

絶対に復讐を果たす。

私の決意は固かった。


「勝手にしな・・・!」
「分かった。」

そう言って私は制服に入れて来たハサミを出して香奈恵に向けて近づいた。

「髪の毛、切ってあげるね。香奈恵が由那にやったこと・・・。」

「イヤッッッ・・・やめて!!!」

「どうして??自分もやったでしょ?あたしの親友に・・・」

「いやぁぁぁ!来ないで!」
バン!バン!バン!

あたしは香奈恵を思い切り蹴った。何回も、何回も。

由那の痛みを、香奈恵にぶつけた。