「あっちにタバコ吸ってる奴等見つけましたー。」

「なんだとっ!?何処だ!?」

「校舎裏でーす。」

「わかった!今から行って来る!崎野は反省するように!以上っ!!」



そう言って山崎先生は校舎裏へと走って行った。


怖かった…。


絶対にもう約束忘れない!



「礼くん…ありがとう。」

「…月が困ってたから。んじゃ。」



助けてくれた男の子は高野礼稀(コウノ アヤキ)くん。


小さい頃はから仲が良くて私は礼(アヤ)くんと呼んでいる。


そして私は礼くんが好きだ。