そして観覧車から降りた俺たちは尚也たちが降りてくるのを待った。 「朱音~」 そう呼んだ美羽ちゃんが朱音に抱きついた。 「うるさい!!」 そう言って美羽ちゃんから逃げる朱音だけどなんだか満更でもない感じ。 「悠也…返事は?」 そう聞いてきた尚也。 「もちろん!!!じゃなかったら俺今頃ここにいないから」 そう笑って言った。