〔悠也〕
俺はどうしたらいい?
駅で朱音と手を繋いでから考えてた。
遊園地についてからは尚也たちが朱音をひっぱりまわして俺と一緒にいさせないようにしていたし。
それを見ている俺はかなり嫉妬した。
俺の朱音なのにって思った。
でも、朱音の楽しそうな顔を見てるとなんだか俺が声をかけるのがもったいなく思えた。
今日ぐらいいいかなんて思ってしまう。
でも尚也と二人でコーヒーカップに乗っているときに俺は美羽ちゃんと話をした。
「あの…悠也くんは朱音のこと好きなんだよね?」
そう言われて俺は美羽ちゃんに相談することにした。


