「朱音ちゃんってたこ焼き好きなの?」 助手席ですごく嬉しそうに食べている横顔を見ながら聞いた。 「うん。大好き!!」 その笑顔にキュンとしてしまう… 「じゃあ俺のも食べる?」 「いいの!?」 「いいよ」 「ありがと」 そう言って俺のたこ焼きをパクリと食べた。