「さっきのってなに?」 「あれは…」 忘れてくれ!! 「わかった…忘れる。」 「うん。ありがと。」 そしてだんだん人ごみの中に紛れ込んでしまった。 「朱音ちゃん。何か食べる?」 「じゃあたこ焼き食べたい。」 「じゃあ買いに行こ!!」 俺はそう言って朱音の手を引いた。