気まずくなってしまった。 俺が悪いのはわかってる。 どうしたら朱音はもとにもどる? 「着いたよ。」 「うん...」 俺が助手席のドアを開けた。 「ありがと…」 「さっきはごめん。あれは忘れて。じゃあ行こう。」 そう言って俺たちは桜並木を歩いた。