ずっとそばに~4人の恋~



気まずくなってしまった。


俺が悪いのはわかってる。


どうしたら朱音はもとにもどる?


「着いたよ。」


「うん...」


俺が助手席のドアを開けた。


「ありがと…」


「さっきはごめん。あれは忘れて。じゃあ行こう。」


そう言って俺たちは桜並木を歩いた。