「待ってろ」 そう言って悠也は近くのコンビニへ入っていった。 「あたしほしいもの言ってないんだけど?」 そう思ったけど車で待つことにした。 「おまたせ~」 そう言って運転席に乗ってあたしに紅茶を渡してきた。 「ありがと」 「朱音まえにこれ飲んでたの見てたからこれでいいかなぁと思ってさ」 あたしのことちゃんと見て覚えてくれてるんだと思って顔が熱くなった。