オカモトさんは教科書を隠されたり、制服を破られたり
そんないたずらをされる度にうずくまり、すすり泣く
そんな光景がいじめている方からすれば楽しくてしょうがない
授業中もこそこそと悪口を言われてるんじゃないかと気になってしょうがないのか、耳をふさいで下を向いていた
私はそんなクラスの光景から目をそらした
「助けてあげないの?」
授業中、隣からそんな言葉が聞こえてくる
「なんで」
「お前が一番気持ちわかるんじゃないの?」
気持ちね……
「分からないわ。あんな泣ける意味がね」
それだけ言うと末永はため息をついた
「冷めてるね~」
「今知ったことじゃないでしょ?」
「まあね…」

