「勝手なこと言わないで」
私はそれだけ言って席に座った
「てかさ、東城さんて表情変えるの?無表情しか見たことねえんだけど…だってよ、何されても泣きも笑いもしなね?
そんなことを私に聞こえないようにこそこそと話しているようだけどまるっきり声が漏れている
「あんたね、声でかい!!私にまで聞こえてるっつーの!!」
そう話に割り込んできたのは篠原葵で、西岡俊介の頭をポンと叩いた
「だってほんとのこと言ってるだけだろ??」
「だったらこそこそ言わない!!」
そんな二人の会話を末永は笑いながら聞き、口を開いた
「生きてたら誰だって笑うし泣くだろ。な?」
そう私と目を合わせる
私はしばらく黙り
「生きてたらね。」
それだけいい目をそらした

