篠原葵は私の近くにすぐに駆け寄り、机に手を置いた



「やっぱり…。東城さん、気にしなくていいんだよ?こんなの幼稚人がやることなんだから」




どうやら彼女は何か勘違いをしているらしい
私がショックを受けていると




「どいて、雑巾でふけば取れるかもしれないから!!」



そう言って私の机を拭きだす





私はそんな篠原葵の腕を払いのける




勢いあまりすぎて軽く突き飛ばしてしまい、篠原葵は目を見開いて私を見つめた




「勘違いしないで。私はショックとかそういうの何にも感じていないの。」




そう篠原葵を睨む




「でも…「そういうのだるいって…あんたみたいなおせっかいが一番面倒。邪魔」」






そう強めに言ったときにちょうどクラスのみんなが帰ってきた





わいわいと話しながら入ってきた人たちも空気を読み、沈黙になった




またもやみんなの冷たい目だ突き刺さる