私はそんな彼の腕をそっと払いのけて ベットから離れた 窓際まで行き全面に広がる夜景を眺めた 毎日のように男たちと寝ても 何とも思わない 私はいつからか人間らしい感情をどこかに置いてきてしまった 哀しくも 寂しくも 楽しくも 嬉しくも 怒りもない ココにいる自分はただの抜け殻のようなもので 本当の自分は私を置いてどこかへ行ってしまった いつまでこんな生活を続けるのだろう いつまでこんな生活を続けられるのだろう そんなことばかり考えている