私たちがどんなにボロボロな制服をきていても
私たちの教科書が落書きだらけでも
先生は見て見ぬふりをした
運悪く、私たちはサエコと優子と同じクラスだった
リナはクラスを離れたけど放課後、違う仲間を連れて私たちをいじめた
ある日、移動教室の時、
私は忘れ物をし、教室へ戻るとサエコと鉢合わせになった
サエコは私がいないかのようにそのまま目も合わせずに教室を出て行こうとする
私は思い切って呼び止めた
「サエコ…」
そんな言葉にサエコはピタッと足を止める
「もう友達に戻ってなんて言わない。だけど、あの時私ユウキクンに本当に何もしてない。それだけはわかって。」
そう呟くとサエコは不気味に小さく笑った

