〇●ポーカーフェイス●〇


「ほんとさいって~。」





「サエコ大丈夫だよ??私たちがいるから!!」





「みんなで仲良くしよう…あいつ以外のみんなで」





そう一斉に私のことをみる女子





またゾクゾクっと寒気がした





「前から思ってたんだよね~。私、見下されてるって」





そうリナはサエコの肩を抱きながら私を睨む




「お金持ちのお姫様だもんね?」




「あ、過去の話か!!」




「いーまーはー…貧乏人のヤリマン女か」




私を違う生き物を見るかのような目つきでみんなが注目する




その時私は見た



俯くサエコの口が笑っていたところを





私は教室を飛び出し、トイレの個室に入り、息を整えた




お願い、これが全部夢であって




あんなに優しい目で笑っていたみんなが




何かに乗り移られたかのように別人になって居た




きっとみんな待っていたんだ
こうやって標的が現れるのを




私はうずくまり、涙をこらえた