「結愛はいいよね~!!美人だし、スタイルもいいし、しかも家もお金持ち。ほんと人って不公平!!」





少し不満げに口を尖がらせるサエコ





「そうだねー。私も結愛みたいな容姿になれたら人生変わりそう!!」




そう羨ましそうに私を見るリナ





「そんなことないよ!!サエコは誰よりも女の子っぽいし、てか女子力高いじゃん??いつもいい匂いするし~!!私が男だったら絶対サエコと付き合う!!」






「リナだって頭もいいし、誰よりも優しいじゃん??リナみたいな子がイケメンのお金持ちと出会って結婚!!とかありそうだけどな~」





そんな私の言葉に二人は頬を緩めた





私はお世辞とかそういうことを言っていたわけじゃい






本当に二人が大好きだったし、いい子だったから
思ったことを言っただけ






放課後にはみんなを呼び集めてた




「みんな~??今日暇な人~??カラオケ行かない??」




そうクラスのみんなに呼びかける





「え、結愛も来るの~??」




「いくいく~!!沢山いたほうが楽しいしみんなきなよ~!!」





そう笑いかけると一人が申し訳なさそうに私を見る




「ごめーん、、、今私金欠だあ…」





そんな言葉にサエコが笑って答えた