次の日、宏太に連絡してみた




『もしもし?昼間に連絡くれるなんて珍しいね⁇』




宏太の声を聞くと落ち着く
低い声が心地よい




「いろいろあって今日から二週間学校休みになった。今何してる⁇」





『あー、そうなんだ!今大学で、これか授業だよ』




「そっか、邪魔しちゃってごめん。」




『ううん?めっちゃ嬉しい!結愛ちゃんから連絡くれるなんてなかなかレアだからね⁇』




宏太の本当に嬉しそうな声が受話器越しに聞こえてくる





『夕方の5時くらいに迎えに行っていいかな?…それとこの前の返事考えてくれた⁇』





「うん、今日、待ってて」





私はそれだけいい電話をきった






少しドキドキしている心臓





5時までの4時間、謹慎中の大量の課題を進めることにした