〇●ポーカーフェイス●〇

「そっか…」



と、残念そうな篠原
そんな篠原をみて中川さんはまた話し出す




「写真はないけど…ビデオならあるよ!」





「ビデオ⁇」






「うん!いろいろあってビデオに中学校生活を映してたの。」





「まさか今持ってはいないよね?」





「持ってるよ!学校で落ち込んだとき、最初の楽しかった時だけ見て嫌なことわすれるようにしてるの。」





そんな言葉にぱっと篠原の顔は明るくなる






「それ、ちょっと見せてよ‼今からうちの学校まで来れる?」




そう中川さんの手を両手で握りお願いをする





「う、うん。別にいいけど…」






中川さんは控えめに頷き、微笑む





「じゃ、さっそく行こう?」





中川さんの手を握ったまま走り出そうとした時、




「ちょ、ちょ、ちょ、さっきの女子に見つかったら蓮が食われるから裏の方からでうぜ?」




俊介が焦りながら二人を止める





「別に俺食われねえし。」





そうふてくされながら言うと俊介は笑い、俺の肩に手をかけてくる




「ま、別にお前が、あの女子の集団を相手にしてくれるならいいけど?」





そんなこと言われたもんだから俺は俯き、呟く




「裏門からで…」





俺らは裏門から学校をでて、自分たちの学校へと急いだ