〇●ポーカーフェイス●〇



その件についではひとまず置いといて、東城の友達はそのまま、倒れたままだった




篠原は手を貸し、立ち上がらせ、制服についた泥をはらってあげた





「大丈夫⁇いつもこんなことされてるの⁇」





そう心配そうな顔で中川さんを見る篠原




中川さんは少しさみしそうに笑い、頷く




「大丈夫。この前結愛ちゃんも言ってたと思うけど、こういうの慣れてるの。」





そんな言葉に篠原は首を振る





「慣れるわけないよこんなの。」





「大丈夫。でもありがとう。今日はどうしてこんなところに??」





そんな問いに俺たちは今日教室で起こったことを話した




「東城さんが人殺しなんて嘘でしょ?それを証明したいの!」




中川さんは目を細め何処かを見つめながら話す





「夏華ちゃんが死んだのは…あの学校みんなのせい。生徒教師、あとは世間家族みんなだよ」




「別に詳しいことは話してくれなくていいの。ただあの写真が欲しいの!あの写真をみたら東城さんもこんな頃があったってわかったら、少しは誤解が溶けるかも…」




そんな言葉に中川さんは首を振った





「だめ、あの写真は私の宝物だから。あの写真一枚しか持ってないの。もう現像もできない。」