体育館裏の方に行ったら何人かの女子が集まっている
「てめえ、マジ見てるとムカつくんだけど。」
「てかさ、今日金もってこいって言ったよね?」
「……。」
「黙ってんじゃねーよ。財布出せよ」
なんだか見ちゃ行けないような現場
女って怖…
教室ではあんな甲高い声できゃぴきゃぴしてんのにな
「優子ちゃん?…」
そう篠原が呟く
よく見たら女子輪の中に倒れているのはこの前の人だ
女子たちはぱっと振り返り、俺たちを睨む
「あんたたち誰?」
「ここの制服じゃないよね?不法侵入じゃない?」
そんな言葉にぎくっとする
篠原は負けじと一歩前に出る
「あんたたちこそ、恐喝だよね?先生に報告しようか?それとも警察?」
そんな言葉に女子たちはこっちに近づいてくる
構える篠原
篠原の胸ぐらを掴む女
「ちょ、待って、」
と、俺は焦り女の手をとる
女はぱっと俺の顔を見上げる
何故かピタッと動きが止まり、顔を赤くする女
そして女の輪の中に戻り、こそこそと話す
「あ、あの、何処の学校ですか??」
さっきとは極端に違う優しい声で訪ねてくる
俺が戸惑っていると、
「あの、よかったらアドレス教えてくれませんか⁇」
二重人格…

