「よし、じゃあ手かして!」 末永はニコッと笑って手のひらを見せる 私は呆然とそれを見ているとポンと頭を軽く叩かれた 「手!怪我してんだろ?さっきガラスで!」 私は思い出し自分の手のひらを見た 血だらけの手のひら 私は握りしめ首を振った 「大した傷じゃない。大丈夫」 そんな私の言葉に末永はため息をつき、私の腕を無理やり掴む 「だめ。菌が入ったら大変だぞ。ほら、手開いて!」 そんな言葉に私は仕方なくてを開く