〇●ポーカーフェイス●〇

周りの男たちは会うたびに好きといってくるけど





それとはちょっと違う気がした




「バカみたい。私はあんたのそういうところ大嫌い」





そうぷいっと背を向ける




「俺がいじめられてたら同じように助けてくれる??」





そうふざけて私の顔を覗き込む




「私が何もしなくても周りのあんたのファンの女子が助けてくれるわよ」







「俺のファン??何だそりゃ




「あんたって、もしかして気づいてない」







鈍感男






あんなに女子に騒がれてるのにこいつという奴は気づいていないらしい





呆れて物が言えない





「てかさ、それよりも、お前修学旅行行くことになったから」





「ああ、あっそ。勝手に行ってきなさいよ」





そう受け流すと末永は真顔で私を見る





「俺も行くけどお前も!!」





「は、行かないし」





「いや、もう担任にいっといた。」




「え、どういうこと。お金も払ってないし」






意味が分からなくてパニックになるわたし





「修学旅行行くことにしました。っていう手紙をお金と一緒に担任の机に置いといた」





ちょっと待って当然のように言ってるけど意味が分からない





「あんたそんなお金ないでしょ。自分のもあるかないか微妙なくせに」






「俺が行くからお前もいく強制だから。お金たまったらいくって言ったじゃん??一人分くらい貯金下せばあるわ。二人分たまったから。」






そんな言葉に私はため息をついた