次の日になっても、その次の日になっても、篠原葵はひとりでいて
西岡俊介ひこまめに篠原葵に話しかけた
ゆかの誕生日の飾り付けは机のなかにねむったまま
昼休み、篠原葵は私の方に駆け寄ってくる
「東城さん、一緒にお弁当食べない?」
そう笑顔を作る篠原葵
「迷惑。一人で食べるから」
そう言って私はいつものように追い払う
そんな様子をみて女子たちはくすくすと笑った
「東城さんにまで断られてる。」
「うける。私たちのこと騙してたからこうなるんだよ」
そう言って篠原葵を笑う
篠原葵は自分の席に戻り、一人お弁当を食べた
そんな篠原葵に女子たちは紙くずを丸めて後ろからなげる
篠原葵にこつんっと当たるとくすくすと笑う
低レベルないじめ
私は呆れ。それを眺めた
そのとき西岡俊介と末永が教室に入ってきた
「なんかあおちゃんの周りきたなーい。ゴミだらけ」
「よくあんなところでご飯食べれるよね」
そう嫌味っぽく笑った
西岡俊介なそんな女子たちに駆け寄り、
「お前らちょっとやりすぎ」
そういい、篠原葵に駆け寄り、周りのゴミを拾った
「俊介あおちゃんに構いすぎじゃない?もしかしてあおちゃんのこと好きだったりし〜」
そんな言葉に少し顔を赤らめ、西岡俊介は目を逸らす
「ち、ちげーし!」
そんな様子にまた笑う女子たち
「だよねー?あ、あおちゃんふられちゃったね?」
そう笑い声が教室に響いた
篠原葵はがたんっと立ち上がり、西岡俊介を見た
「もういいから。私ともう関わらないでいいから。わたし大丈夫だから」
そうつぶやき、女子たちに目を向けた
「これで気が済むでしょ?」
そう言って女子たちに背を向けて歩き出そうとするとき

