〇●ポーカーフェイス●〇

「嘘みたいでしょ?まるで別人でしょ?





結愛ちゃんは…結愛ちゃんはね、、クラスの中心的な存在だった。明るくて、いつも笑っててみんなに優しくて、みんなの人気者。




結愛ちゃんの周りにはいつも人が集まっていて、笑いが絶えなかった。」









「ちょっと待って、じゃあなんで…」







そんな俊介の言葉にうつろな目で微笑んむ中川さん





「でもね、もういないの」





「??」





「もうこの結愛ちゃんはいないの。あの日結愛ちゃんは死んだの」







「死んだ??」







「そう、あの日死んだのは、夏華ちゃんだけじゃない。結愛ちゃんも死んだんだよ」







「夏華??は??なに??」




意味が分かっていない俺たち





「殺された。夏華ちゃんと結愛ちゃんは殺されたの




その犯人は…




△〇中学校教師生徒全員」







それだけ言い、中川さんは足早に帰って行った