そんな二人を見てなんとなく胸がぎゅっとなった
「お前もくるー?クレープ!」
そう私の方を向いて呼びかける西岡俊介
「行くわけない」
そんな言葉を聞きまたニコッと笑って
「じゃ、二人で行こうぜ!」
と、満足げに笑う西岡俊介
断ることわかっててわざと聞いたな。
と、思ったけど何も言わずにそのまま空を見上げた
と、その時また屋上のドアが開いた
「何でお前らいんの?」
と入ってきたのはやっぱり末永だ
人気がないから屋上にきてるのにめんどくさい三人が勢ぞろい
意味ない…
「お、ごめんごめん!ここ漣とこいつの秘密の場所だったな!」
とニヤニヤしながら笑う西岡俊介
「え、なにそれ〜知らないんだけど!」
驚く篠原葵
否定しない末永
そこは否定しろよ。
末永は私のとなりにいつものようにぱたんっと寝転がる
「なにあの絵。すごい青春って感じ」
そんなふうに嬉しそうに眺める篠原葵
私は上を向いたまま口を開いた
「何でこっちくるのよ。あんたはあっちでしょ」
末永はくるっと私の方を向き、私を見上げるように見る
「別にいいじゃん。いつもここじゃん?」
何でか胸がざわざわする
私は末永に背を向けた
「なにそれ。意味わかんない。あんたが勝手にくるんでしょ」
「ま、いいじゃん!いるだけなんだから!話したくなければ話さなくていいし。」
「いつも話しかけてくるくせに」
そんな私の言葉にははっと笑う末永
そんな笑い声で末永の笑った顔が頭に思い浮かんだ
少し見たくなったけど
向きたくないし
とか考えてる自分が何だかムカつく
これこそ意味解らない
私はくるっと末永の方に体を回転させると思った以上に末永の顔が近くて自分でびっくりした
「ちょ、ちか」
何故か少し顔を赤らめている末永
慌てて私から少し離れた
私は自分のこのざわざわ感が嫌になりぱっと立ち上がり、屋上を出た
「おい、何だよ…今のちょっとドキドキする映像」
「てか末永顔あかーい!」
「うるせえ。ほっとけ」
そんな三人の声が階段まで響いていた
「お前もくるー?クレープ!」
そう私の方を向いて呼びかける西岡俊介
「行くわけない」
そんな言葉を聞きまたニコッと笑って
「じゃ、二人で行こうぜ!」
と、満足げに笑う西岡俊介
断ることわかっててわざと聞いたな。
と、思ったけど何も言わずにそのまま空を見上げた
と、その時また屋上のドアが開いた
「何でお前らいんの?」
と入ってきたのはやっぱり末永だ
人気がないから屋上にきてるのにめんどくさい三人が勢ぞろい
意味ない…
「お、ごめんごめん!ここ漣とこいつの秘密の場所だったな!」
とニヤニヤしながら笑う西岡俊介
「え、なにそれ〜知らないんだけど!」
驚く篠原葵
否定しない末永
そこは否定しろよ。
末永は私のとなりにいつものようにぱたんっと寝転がる
「なにあの絵。すごい青春って感じ」
そんなふうに嬉しそうに眺める篠原葵
私は上を向いたまま口を開いた
「何でこっちくるのよ。あんたはあっちでしょ」
末永はくるっと私の方を向き、私を見上げるように見る
「別にいいじゃん。いつもここじゃん?」
何でか胸がざわざわする
私は末永に背を向けた
「なにそれ。意味わかんない。あんたが勝手にくるんでしょ」
「ま、いいじゃん!いるだけなんだから!話したくなければ話さなくていいし。」
「いつも話しかけてくるくせに」
そんな私の言葉にははっと笑う末永
そんな笑い声で末永の笑った顔が頭に思い浮かんだ
少し見たくなったけど
向きたくないし
とか考えてる自分が何だかムカつく
これこそ意味解らない
私はくるっと末永の方に体を回転させると思った以上に末永の顔が近くて自分でびっくりした
「ちょ、ちか」
何故か少し顔を赤らめている末永
慌てて私から少し離れた
私は自分のこのざわざわ感が嫌になりぱっと立ち上がり、屋上を出た
「おい、何だよ…今のちょっとドキドキする映像」
「てか末永顔あかーい!」
「うるせえ。ほっとけ」
そんな三人の声が階段まで響いていた

