〇●ポーカーフェイス●〇

「いたいたいた〜!葵なにしてんだよ!あっ!ごめんもしやガールズトーク中?」



いつものようにハイテンションの西岡俊介





二人とも無視





西岡俊介はあれ?っという顔をして篠原葵に近づいた





隣に行き、フェンスに寄りかかり篠原葵の顔を覗き込んだ




そしてくしゃくしゃっと篠原葵の頭を撫でる





「ちょ、やめてよ〜」
そう髪の毛を整える篠原葵





「今日、放課後クレープでも食べ行くか‼」





満面の笑顔で篠原葵に問いかける





「え〜、お金ないし!てか俊介部活でしょ?」





そう口をとんがらせてうつむく





「部活は〜…今日は…ーなくなった‼金なら任せろ!いくらでも持ってるぜ」




そんな言葉に篠原葵は思わずふふっと笑う




「嘘つき。」




そう西岡俊介の袖をギュッと握った