「なに」
冷たく聞き返すと西岡俊介はにかっと笑った
「ちょっとさ、東城に紹介したい人がいるんだよ。」
「は?」
聞き捨てならない言葉
なぜ私に意味が分からない
「前に入ってたバスケのクラブチームの先輩なんだけどさ、誰か紹介しろってうるさくてさ~。しかもとっておきの美人がいいとか注文付けてくるんだよ」
腕を組みながらめんどくさそうに話す西岡俊介
「私が引き受けるとでも思った?」
呆れながら言うと西岡俊介はため息をついた
「絶対断られると思ったけどよ~、あの先輩断るとだるそうだし、ほら東城なら見た目は誰が見ても完璧だし先輩も文句なしだと思うし…あとはいつもみたく軽い気持ちで流しちゃってもいいからさ~」
また顔の前に手を合わせて頼み込んでくる西岡俊介
「だるい」
そう一言で返してもなかなか引き下がらない
「お願い!先輩けイケメンだしさ!!まあ漣ほどじゃないけど…あとは金持ちだし!!飯とかおごってくれるぜ!!」
金持ち…
そんな言葉に私の気持ちは一気に揺らいだ
また一人私の生活費が増えるそう思えばいい話だ
「まあ、ちょっと考えてみるわ…てか篠原さんに頼みなさいよ」
そう切り出すと
「葵はダメ!!!!!」
と、即答した後少し顔が赤くなっている西岡俊介
なんてわかりやすい反応
「あっそ・・・・」
そう体を向き直し、フェンスに背中で寄りかかった
その時屋上のドアが開いた
冷たく聞き返すと西岡俊介はにかっと笑った
「ちょっとさ、東城に紹介したい人がいるんだよ。」
「は?」
聞き捨てならない言葉
なぜ私に意味が分からない
「前に入ってたバスケのクラブチームの先輩なんだけどさ、誰か紹介しろってうるさくてさ~。しかもとっておきの美人がいいとか注文付けてくるんだよ」
腕を組みながらめんどくさそうに話す西岡俊介
「私が引き受けるとでも思った?」
呆れながら言うと西岡俊介はため息をついた
「絶対断られると思ったけどよ~、あの先輩断るとだるそうだし、ほら東城なら見た目は誰が見ても完璧だし先輩も文句なしだと思うし…あとはいつもみたく軽い気持ちで流しちゃってもいいからさ~」
また顔の前に手を合わせて頼み込んでくる西岡俊介
「だるい」
そう一言で返してもなかなか引き下がらない
「お願い!先輩けイケメンだしさ!!まあ漣ほどじゃないけど…あとは金持ちだし!!飯とかおごってくれるぜ!!」
金持ち…
そんな言葉に私の気持ちは一気に揺らいだ
また一人私の生活費が増えるそう思えばいい話だ
「まあ、ちょっと考えてみるわ…てか篠原さんに頼みなさいよ」
そう切り出すと
「葵はダメ!!!!!」
と、即答した後少し顔が赤くなっている西岡俊介
なんてわかりやすい反応
「あっそ・・・・」
そう体を向き直し、フェンスに背中で寄りかかった
その時屋上のドアが開いた

