彼女は部活に毎日来るようになってから少しずつ慣れ始めたのか、周りと同じように個性を出し始めた
部活の全体でも夏休み期間で長い時間をともにしているからか、学年関係なく仲良くなっていた
「竹内先輩!」
1年生が数人で寄ってきた
「今日カラオケ行くんですけど、一緒に行きませんか?」
「え、あぁ~」
はじめは交わる気も仲良くなる気もなかったが、最近こうゆう風なことも増えてきたし、慕われるのは気分悪くはない
「ほかのやつらは?」
「須藤先輩と戸澤先輩は来てくれるみたいです」
要するに俺以外の男子は行くのか
戸澤は中学から一緒
腐れ縁ってやつ
「じゃあ、俺も行くよ」
