ホームセンターに行くにはこの通りを通るしかない‥が、ゾンビ集団がいて不可能。富永「(どうするか‥)」
暫く考えた末…

「(やっぱりやるしかないかあ~…はあ…)」富永は屋根伝いに移動する事にした。
移動している最中に少し広い間があった。が、一回前の家の塀に降りて、また塀に飛び乗りまた屋根に登れば問題なかった…。しかし…、前の家に生きた人がいたー。家主人「あっちへ行け、化け物共おお!!」必死に頑丈そうな門越しにモップで抑えている。家からは子供の泣き声が聞こえ、徐々にゾンビ集団の数が増えてきている。富永「(今まであまりゾンビに会わなかったのはこのせいか…でも…どうする?…」
徐々に増えてきたゾンビ集団の押しの強さが、モップ主人の力を上回ってきている。
富永は考えていた。
「どうする?俺は武器をもっていない、だが、こっちにおびき寄せて、あの家族が逃げる時間稼ぎは出来るかも…。でも…」家主人「くるなああああ」〈バキバキキキー…キ、キー 〉家の門が破られようとしている。
「まじかよ?あんな門でも無理なのか?…どうする?どうする?一回助けたら…面倒くさい事になるかなあ?…うーん…」〈キキー、キ…〉富永「あ!ヤバい!」直感的にそう感じたら、富永は考えるのを止めていた。
富永「こっちだああああああ!!」くる~と振り返るゾンビ集団。〈ヴアアアアアア〉「ご主人!喋らないでえ!こいつらは音に反応するからあ!」暫く放心状態だった家主人が頷く。「俺がおびき寄せとくから家族を屋根の上にあげてえ!階段は登って来るから駄目だよお!(あ~やっちゃったなあ‥俺‥トホホ‥)」
再び頷き、主人が家に入ろうとするが、扉が開かないようだ。
なんと‥

家族が鍵を閉めていたのだ。