「はあ?あんた頭おかしいんじゃないの?」
「いいから!言う通りにしろって!」〈ガタ〉席を立つ男優等生。
「お前いい加減にしろよ!不良が!」
不良「はあ?‥!ちょ!お前!」〈ガチャ〉前のドアの鍵を開ける優等生。「拓人君」「ドアの出入りを禁止する権限は君にはない!そうだろ!みんな!」『そうだ、そうよ』〈ガラア!〉優等生がドアを滑らせる。「ほらこれでー
〈ガシュル〉
「有難う拓人‥君?」〈ブシュル、ドバ、ボトボト〉震えながら、女を見る優等生。その頭は半分だった。 「きっ‥きっ‥きっキャア…‥」〈ドタア!〉気絶し、倒れた。そのお陰で、教室の皆に見えてしまった。血だらけの優等生の頭を、そして、ふらついている優等生の体にドアから次々と入ってくるゾンビが食らいついていく様が見えてしまった。『キャアアアアアア、ウワアアアアア』そして、ここは四階、逃げ場は無かった。