よく見ると月野が私の下敷きになっていた。



しかも抱き止められてる感じで。



「うっわぁ!!ごめん!!」



すぐ月野から降り、顔を覗きこむ。



「……大丈夫?」



「……っまぁ…」



と言いながら頭を押さえる月野。



「ごめん!私のせいだよね…私、ちょっと冷やす物持ってくるから!」