「ほら、もう行けよ」



なんか急に恥ずかしくなって、顔を背けて言った。



一人になった廊下を静かに歩きながら思う。



俺、超くせぇ事言ってたよな。幸せとか…マジ恥ずい。



何やってんだろ俺…



あぁー…もう忘れよ。



顔の火照りを感じながら校庭に戻った。