保健室の前の廊下に座り込み二人の会話を聞いた。 それは俺にとって答えを聞かされたのも同然だった。 桜田の泣き声を聞くたび、アイツへの想いが痛いほど伝わる。 悔しいけど俺じゃあアイツの変わりにはなれねぇんだって。 桜田はアイツを望んでる。