「ほら、行くぞ」 「……へ?ちょっ…」 月野が私の腕を掴んで歩きだす。 そこでふと思いだす―― 私、月野に告白されたんだっけ… どう返事したらいいんだろう… 熱でだるい体を引っ張られながらクラスのベンチに戻った。