でも、せっかく月野が背中を押してくれたんだし… 私だって、早くまたあの幸せの日々に戻りたい。 そんな思いから発信ボタンに指をのせる。 「えぇい!押しちゃえ!」 押そうと思った次の瞬間。 ――ブーブーッ 「えっ?何!?」