月野は私の頭を一回だけ撫でると、いきなり席を立った。 「今日は帰るか」 「え?」 カバンを肩にかけ私に背を向けた。 「…………月野?」 「やらなきゃいけねぇ事があるんじゃねぇのか」 「…え?」 やらなきゃいけない事?