保健室に着き扉を開ける。 「……ちっ…誰も居ねぇのかよ…」 運悪く先生は留守。 月野は私を近くの椅子に下ろす。 「…足出せよ」 「…う、うん」 テキパキと処置をする月野。 「…で?なんかあったのかよ」 「……………へ?」 足に包帯を巻きながら突然言い出した。