ガソリンスタンド

『お待たせしましたー!こちらカルーアミルクになりま・・・大変失礼しましたー!』


オーナーは空いたジョッキを握ってる

オーナーはそろそろ潮時かなと言う

貯金が底を突きそうなんだと言う

ガソリンスタンドは赤字続きなんだと言う

それはおれにもわかる

でもあそこには思い出があると言う

家族の思い出があると言う

それはおれは知らない