鈴の音が響く頃


「もうすでに、こうして関わってるし…!無関係なんかじゃないよ!!!」


「そうかな…私、あの人達と仲良くできるかな…」


「で、出来る出来る!!!!私も協力するから!!!」


「ホントっ?!?!」


ぱっと、満面の笑み


「ありがとう、響古!私も仲良く出来るよう頑張らなきゃ!突き放されても、めげちゃダメだよね!!」


「突き放す…?」


「おーい。席につけー。」




先生の低くしわがれた声が教室に響いた


みんな一斉にバタバタと自分の席に戻る



「…じゃあ響古、お昼食べ終わったら図書室で鈴姫の事調べよっ!!」

「う、うん…」





なんなんだ、今日の杏は…