マンションの駐車場に急いで車を止めて、エレベーターに乗り自分の部屋へ向かう中村先生。
3階の自分の部屋に着き、扉が開く。
「ただいまーー!」
元気良く挨拶をするが、何も聞こえない。
シーーーーーン。
――あれっ!?
んっ!?
二戸 梨杏はどこにいるんだ………?
――寝室か?
寝室の中を見渡すがいない。
どこだ?
まさか―、帰ってきた俺を驚かそうとして、どこかに隠れているとか?
浴室かな?
違う、浴室もいない。
クローゼット!
………クローゼットの中もいない。
いったい、どこにいるんだ?
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