晴れ時々@先生の妹【第1巻】





中村先生が階の数字のボタンの3を押すと扉が閉まり上昇をし始める。







―エレベーターの中―





緊張している二戸 梨杏。






――今日から先生と2人切りの生活が始まる。






「二戸?エレベーターの扉が開いたら速攻俺の部屋の玄関に直結してるからそのまま入って」






「えっ、先生ちょっと言ってる意味が良くわかりにくい……」






「最新型のマンションだから、エレベーターの扉がそのまま俺の部屋の玄関のドアなわけ。わかった?」





まだ、ちょっと分かりにくいけれど一応返事をする二戸 梨杏。






「あっ…、はい……っ」