「ごめん、二戸…。俺、今までずっと我慢してたけどもう駄目だ!」 えっ!?えーーーっ! 妄想の続きじゃないよね? 薄目を少し開けて確かめてみる。 うん、確かに現実! 「こらっ、勝手に薄目を開けるなよ!」 こんな時でも中村先生は私に怒るの? しっかりと目を閉じた二戸 梨杏。 「すぐに終わるから、動くなよ」 先生、いったい私に何をするつもりなの? 胸がドキドキする――。