晴れ時々@先生の妹【第1巻】





「ごめん、二戸…。俺、今までずっと我慢してたけどもう駄目だ!」






えっ!?えーーーっ!





妄想の続きじゃないよね?



薄目を少し開けて確かめてみる。




うん、確かに現実!





「こらっ、勝手に薄目を開けるなよ!」





こんな時でも中村先生は私に怒るの?






しっかりと目を閉じた二戸 梨杏。






「すぐに終わるから、動くなよ」






先生、いったい私に何をするつもりなの?






胸がドキドキする――。