必死に下を俯いて顔を隠していたのは、警察官の松本とは以前から顔見知りだったからだ。 問題を起こす度に警察官の松本とは何度も顔を合わせた事があり、実は前から知っていた。 警察官の松本が二戸 梨杏の肩をポンと軽く叩く。 ビクッとする二戸 梨杏。 「もうすぐ、学校の先生が来るから。それまで、暫くここで待っていなさい。中村 俊也先生が来てくれるらしい――」 顔を少し上げる二戸 梨杏。 ――今度、問題を起こしたら“退学”は免れない――。 ――中村 俊也先生が来る。 絶体絶命のピンチ到来!!