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「ね・・・・・・っ、りゅ・・・・・、ぅ・・・教えてよ、」


「んん?今はそんな時間かぁ??」




髪を、かき上げられる。
露になった首に、キスを落として。


「っ・・・・・・・・・・・・・ひ、!!!」



目を、無意識に瞑った。

シーツを握り、その渦に飲み込まれないように、必死に耐える。



「ッ・・・・」



汗が、垂れた。




「そらう・・・・・・・・・」


「龍、」




彼女の胸元の雫が光る。




「龍、痛い・・・・・・・・・・・・・・」

「空は体が小せぇから・・・・・・」



がり、と繋がった時に甘く爪を立てるのは彼女の癖。

龍、と呼ばれた男は知っていた。