それでも、時間は過ぎて行くばかりで、 保護者付きのきくちゃんもいるとはいえ、 そろそろ帰らなければならなかった。 やっぱりこの男の一言で、皆が渋々動き出した。 「よーし。帰るかー。」 康平だ。 そうだなっと、頷くようにしてゆっくりと解散となった。 .