良かった。


いつもの康平だ。


昼間の康平は何処へやら。


あたしはホッと胸を撫で下ろすと、皆の側で花火に火を点けた。


パチパチと音を奏でて鮮やかに光る花火。


そんな花火を見ながら今日一日の出来事を思い返していた。