私はダメ人間じゃない~ネットカフェ難民の叫び~


どれほど無神経なのだろうと、思わず声が大きくなる。

それでも、私は言って欲しかった。都合がいいと思われるのは分かっている。それでもやはり期待してしまっていた。

『俺が何とかしてやるから、安心しろ』

という言葉を。


が、現実はそう甘くない。

あれからメールを送っても返事は一通も返ってこないし、電話をかけても留守電ばかりで、つながることはなかった。

(自然消滅ってやつ……か)

職場で毎日顔を合わせていても、変によそよそしい。

明らかに私を避けているのが分かった。


私は男を見る目がなかったのだろうか? それとも、恋愛と金銭面の問題は別なのだろうか──