「あのね、風馬…風花、待ってた」 佳織が涙を流しながら話す。 「待ってた、んだよ…風馬が、ここに、 世界への切符もってくること」 『世界への切符もって、帰ってくるよ』 何が『おめでとう』だ。 何が『ありがとう』だ。 何が『ごめんね』だ。 「そのぐらい…ちゃんと言葉で伝えろよ…」 今すぐ、 君の声が聞きたいよ。 聞きたくて、しかたない。 君の… 笑顔が見たくてしかたない。 抱きしめたくてしかたない。