「ほい、風馬」 「ぁ、ありがとうございます」 部長からユニフォームを受け取る。 「…なぁ、風馬」 「? なんすか」 「風花は、強いと思うか?」 なんだ、いきなり。 部長は真っ直ぐな目で俺を見る。 真っ直ぐだけど、どこか… 悲しそうな目だった。 「強いです、あいつは」 今まで…ずっと一人で生きてきたんだ。 誰にも頼らず、甘えずに。 そんな風花は、 誰よりも強いと思う。