【完】風に恋をする。







ー風馬sideー



「んじゃ、一発目ー!!」


部長がそう言うと、数秒後に花火が綺麗にあがった。


「すごい!! すごい、すごーい!!」


隣で、目を輝かせて花火をみてる風花。

そんな風花をみるのは初めてで、思わずプッと笑ってしまった。


「な、なに??」

「いやっ! 随分、変わったなーと」


出会った時の風花と、

今の風花は別人のように思う。


もちろん、


今の風花の方が可愛い。



出会った時の風花は、


人と関わるのを避けてて、死ぬのが当然のような顔をしていた。